見逃すと大損しちゃうかも!?現役経理が年末調整の秘密を暴露

毎年なんとなく年末調整を提出していませんか?
締め切りに間に合うように、とりあえず去年と同じ内容で済ませていませんか?

もしかしたら、損をしているのかもしれません!

今年の出来事を振り返りながら、正しく計算されているのかについて考えてみましょう。

目次

年末調整で損する人はどんな人?

毎年やってくる年末調整、理解せずなんとなく記入して提出してしまっていると
税金を余分に払ってしまう恐れもあります!

そもそも年末調整とは、1年に支払うべき所得税をキチンと計算し直し、毎月支払っていた分の過不足分を調整すること。

計算式では給与所得や課税所得を導き出し、所得税率を計算したうえで税額控除を差し引いて所得税を出します。

このとき、所得控除の税額が反映されていないと損をしてしまうので、年末調整にてしっかりおさえておかなければなりません。

年末調整で損するのは、所得控除を知らない人です。

要チェック!年末調整で受けられる控除とは?

年末調整ではいくつかの控除があり、適用されると税負担が軽減されます。

例えば、給料から支払っている社会保険料は、控除となりその分金額には税金がかかりません。

扶養家族や配偶者がいる場合にも、控除金額が決められており税金が大きくかからないよう設定されています。

個人によって控除できる項目は異なるので、年末調整時に自分で申請しないと正しく計算されず、余分な税金を払うことになってしまいます。

例えばこの場合は、控除額が増えて支払うべき税金を減らすことができます。
・子供が産まれた、親と同居をしたなどで、扶養家族が増えた
・子どもが19歳以上になった
・家を購入もしくはリフォームして住宅ローンを組んだ
このような年は、変化があった年は要注意です。

保険料控除証明書のように書類があれば記入漏れしにくいですが、
子どもの年齢の変化などは、年内の出来事を書類をみながら確実に記入しましょう!

控除の詳しい説明は、また別の投稿でご紹介しますね。

「今年の年末調整は変わっている」のウソ

2024年は定額減税が実施されたため「今年の年末調整は変わった」という情報がありますが、これはちょっとウソ。

実はほぼ毎年少しずつ変わっています

一部の記載方法が簡略化されたり方式が違ったりしていますが、気づいていない人も多いかもしれません。

誰も教えてくれないけれど、知らずにテキトーに書いてしまうと損してしまうので要注意です!

まとめ

年に1回の年末調整ですが、この秘密を知っておくだけでも損をせず、正しい知識でお金に向き合えるようになります♡

知っておけば子どもにも教えてあげられるから、大人になっても損をせずに済みますよね😊

毎年損をしているようでは、お金は貯まりません!
ぜひ、年末調整について知識を深めておいてくださいね。

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