NISAの話でよく出てくる「複利」。「なんとなく増えるらしい」と思っていても、仕組みまでは知らない方も多いのではないでしょうか。
複利は、時間を味方につけてお金を増やす仕組みです。単利との違いを知ると、「早く始めること」の意味がよくわかります。
目次
単利と複利の違い
| 単利 | 複利 | |
|---|---|---|
| 利息のつき方 | 最初の元本にだけ利息がつく | 元本+増えた利息にも利息がつく |
| 増え方 | まっすぐ一定に増える | 時間がたつほど加速して増える |
100万円を年5%で20年間運用した場合
- 単利:100万円+(5万円×20年)=200万円
- 複利:100万円×1.0520=約265万円
→ 同じ金利でも、20年で約65万円の差。期間が長いほど差は広がります。
積み立てでも複利が効く
毎月1万円を20年間積み立てた場合
- 元本:1万円×12か月×20年=240万円
- 年3%で運用できた場合:約328万円
- 年5%で運用できた場合:約411万円
→ 毎月1万円でも、複利の力で大きな差になります。
※運用の結果は一例で、将来の成果を約束するものではありません。
お金が2倍になる年数がわかる「72の法則」
72÷金利(%)=お金が2倍になるまでのおよその年数
| 金利 | 2倍になるまで |
|---|---|
| 年0.2%(普通預金) | 約360年 |
| 年3% | 約24年 |
| 年6% | 約12年 |
預金だけでは、お金はほとんど増えないことがわかります。
複利を活かす3つのポイント
- 早く始める:複利は時間がたつほど効果が大きくなる
- 途中で引き出さない:増えた分も運用し続けることで複利が効く
- 分配金は再投資する:投資信託は「分配金を受け取らない(再投資)」タイプを選ぶ
借金にも複利が働く
複利は、借りる側になると利息が利息を生む怖い仕組みにもなります。リボ払いやカードローンなど、高い金利の借金はできるだけ避けましょう。くわしくはリボ払いの記事をご覧ください。
まとめ
- 単利は元本にだけ、複利は利息にも利息がつく
- 複利は時間がたつほど加速して増える
- 72÷金利で、お金が2倍になる年数がわかる
- 早く始めて、途中で引き出さないことが大切
- 借金では複利がマイナスに働くので注意
NISAとiDeCoの違いはこちらの記事でくわしく解説しています。
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