最近、スーパーでの買い物やガソリン代が「高くなったな」と感じることはありませんか?これがインフレ(物価上昇)です。
インフレが続くと、同じ100万円でも買えるものが少なくなります。つまり、預金に置いておくだけでは、お金の価値が目減りしていくのです。
インフレとは?
インフレとは、モノやサービスの値段が上がり続けることです。物価が上がると、相対的にお金の価値は下がります。
物価が毎年2%上がった場合
- 今100円のパン → 10年後は約122円
- 今100円のパン → 20年後は約149円
→ 同じ100円で買えるものが、少しずつ減っていきます。
預金だけだと、お金の価値が減る
普通預金の金利は年0.2%前後。物価が年2%上がると、その差の約1.8%ずつ、お金の価値が目減りしていきます。
100万円を預金に置いたまま、物価が毎年2%上がった場合
- 10年後の価値:今の約82万円分
- 20年後の価値:今の約67万円分
→ 金額は100万円のままでも、買えるものは約3分の2に。
※預金金利を考えない場合の計算です。
72の法則(単利と複利の記事)を使うと、物価が年2%上がり続けた場合、約36年でお金の価値は半分になる計算です。
インフレからお金を守るには?
① 長期の資産は投資も組み合わせる
株式や投資信託は、物価が上がると企業の売上や利益も増えやすいため、長い目で見るとインフレに強いと言われます。10年以上使わないお金は、NISAなどで投資も組み合わせて考えましょう。
② すぐ使うお金・もしものお金は預金で
ただし、すべてを投資に回すのはNGです。生活費や、数年以内に使う教育費、生活防衛資金は、すぐに使える預金に置いておきましょう。
③ 固定金利の借金は、インフレに強い
物価が上がると、お金の価値は下がります。つまり、固定金利で借りているお金は、実質的に返済の負担が軽くなっていくということ。住宅ローンなどの考え方は金利差の記事もご覧ください。
④ 収入を増やすことも大切
物価が上がると、給料も上がりやすくなります。転職やスキルアップ、共働きなど、収入を増やすこともインフレへの大切な備えです。
まとめ
- インフレは、モノの値段が上がり、お金の価値が下がること
- 物価が年2%上がると、預金100万円の価値は20年で約67万円分に
- 長期で使わないお金は、投資も組み合わせる
- すぐ使うお金・もしものお金は預金で
「預金と投資のバランス、大丈夫?」と気になったら、お気軽に無料相談へ。
保険を売らないFPが、中立な立場で一緒に考えます。
