源泉徴収票の見方|まず見るべき4つの欄をやさしく解説

年末から年明けにかけて、会社から源泉徴収票が配られます。「とりあえずしまっておく」という方も多いですが、実は1年間のお金の通知表のような大切な書類です。

目次

源泉徴収票はいつ・何に使う?

  • 12月〜1月ごろに、会社から受け取る
  • 確定申告(医療費控除・ふるさと納税など)
  • ふるさと納税の上限額の計算
  • 住宅ローンの審査
  • 保育園の申し込みなど

まず見てほしい4つの欄

欄意味
① 支払金額1年間の給与・賞与の合計(=年収・額面)
② 給与所得控除後の金額年収から給与所得控除を引いたもの(=所得)
③ 所得控除の額の合計額基礎控除・社会保険料控除・扶養控除などの合計
④ 源泉徴収税額1年間に納めた所得税(復興特別所得税を含む)

②−③が「課税所得」で、ここに税率をかけて④の所得税が決まります。言葉の意味は収入と所得の違いの記事をご覧ください。

年収500万円の会社員(独身)の場合のイメージ

  • ① 支払金額:500万円
  • ② 給与所得控除後の金額:356万円
  • ③ 所得控除の額の合計額:約179万円(社会保険料約75万円+基礎控除104万円)
  • ④ 源泉徴収税額:約9.0万円

→ 年収500万円のうち、所得税として納めたのは約9.0万円です。

※2026年分(基礎控除104万円)で計算しています。実際の金額は、社会保険料や家族構成によって変わります。

そのほかにチェックしたい欄

欄チェックポイント
社会保険料等の金額1年間に払った健康保険・年金などの合計
生命保険料の控除額年末調整で申告した生命保険料が反映されているか
控除対象配偶者・扶養親族の数家族の情報が正しく反映されているか
住宅借入金等特別控除の額住宅ローン控除が反映されているか

もし控除がもれていたら、確定申告で取り戻せます(5年前の分までさかのぼれます)。くわしくは年末調整と確定申告の違いの記事をご覧ください。

ふるさと納税の上限額もわかる

源泉徴収票の金額を使うと、ふるさと納税の上限額をより正確に計算できます。ふるさと納税サイトのシミュレーターに、①〜④の金額を入力してみましょう。ふるさと納税の記事もあわせてご覧ください。

まとめ

  • 源泉徴収票は、1年間のお金の通知表
  • ①支払金額(年収)②所得 ③所得控除 ④所得税の4つをまずチェック
  • 控除がもれていたら、確定申告で取り戻せる
  • ふるさと納税や住宅ローンの審査にも使うので、大切に保管

「源泉徴収票の見方、わが家の場合を知りたい」と思ったら、お気軽に無料相談へ。
保険を売らないFPが、中立な立場で一緒に考えます。

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